レコードを買い続けてしまう人のブログ。
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RUSTY BRYANT|FIRE EATER


私の実家は岐阜県安八郡神戸町(ぎふけんあんぱちぐんごうどちょう)という田舎町。思いっきり、ど田舎です。コンビニまで歩いて行けません。最寄り駅もめっちゃ遠いです。不便です。マジで。

昨年あたりから私の両親が何やらコソコソと動き回っていました。年末に「やっと出来たよ」との連絡がありました。一瞬「子供か?」と焦りましたが、どうやら違ったようです。

お正月、ファミリーと素敵なニューイヤーを過ごそうと約一年ぶりに帰省すると、実家が新しくなっていました。両親の退職金を注ぎ込んだ建築物だと推測しています。なかなかイケてる家に生まれ変わっていたので、ちらっとご紹介してみたいと思います。




とまあ、こんな感じの家でした。さてさて、本日はラスティ・ブライアント(ts)のプレスティッジ盤『ファイヤー・イーター』をご紹介してみたいと思います。私の頭のなかでどういう思考回路が働いたかは不明ですが、ふと、無性に聴きたくなりました。

プレスティッジ10000番台は比較的美品が少ないのですが、運良くシュリンク付きをdigすることができました。一昨年だったかな?黒汁飛び散るジャズファンク皿。録音は1971年。さあ、音量おっきめでプレイしてみましょう。



A1「ファイヤー・イーター」。まずはブライアントのオリジナル。本作の人気を決定づけた、めっちゃイケてるジャズファンクナンバー。鼻歌のような単純なリフの繰り返しが、いかにもプレスティッジ10000番台。ソロの先発はウィルバート・ロングマイヤー(g)。テクよりもノリを重視した黒々としたプレイで序盤を盛り上げる。

二番手はブライアント(ts)の登場。節回しの効いた演歌系のブロウだ。豪快な雄叫びにテンションが上がるだろう。続いて同曲のキープレイヤー、ビル・メイソン(org)。マイナーレーベル「Eastbound」にリーダー作を残した隠れイケメンだ。彼のソロが凄まじい。ロングトーンを多用しつつ、ムギュルギュルゥゥゥ、ムギュルギュルゥゥゥ。

最高に盛り上がったところでアイドリス・ムハマッド(ds)の豪快なドラムブレイクが炸裂する。バスドラが地鳴りのように唸り、スネアが割れんばかりの破裂音を響かせ、シンバル類が弾け飛ぶ。あまりにミラクルなドラムブレイクに、ちょっぴりチビってしまった。

A2「フリー・アット・ラスト」。一転、当時の黒人社会を映し出したかのようなミディアムナンバーへと展開。マイナー調のテーマ、タメの効いた前乗りのリズムが印象的だ。演奏が進むにつれて、じわりじわりと重圧感が押し寄せてくる。どす黒い演奏だ。

B1「フッカー」。B面の2曲はレオン・スペンサー(org)のオリジナル。まずは、ブルージーな雰囲気が充満したミディアムテンポのブルース。ブライアントのサックスから黒汁が飛び散っている光景が目に浮かぶだろう。これでもかと言わんばかりに盛り上げるスペンサーのソロも聴きもの。この手のソウルジャズはまさにプレスティッジの十八番芸だ。

B2「ミスター・エス」。タイトなドラミングが冴え渡るジャズファンクへと展開。ちょっぴり哀愁を含んだメロディアスなテーマが印象的だ。ブライアント(ts)が大砲のようなブロウをかまし、スペンサー(org)がまるで散弾銃のようなオルガンを繰り出す。ロングマイヤー(g)のソロはライフルのような鋭さだ。まさに銃社会アメリカ。ヒジョーに攻撃力の高い演奏だ。

さて、曲紹介の最後の方はなんとなくテキトーな感じになってしまいましたが、まあこんな感じの作品です。オススメの一枚。特にA1は心して聴かないとマジで漏らしちゃいますよ。充分にご注意ください。ではでは、また次回。


RUSTY BRYANT|FIRE EATER (YouTubeで試聴できます)

Rusty Bryant(ts) Bill Mason, *Leon Spencer(org) Wilbert Longmire(g) Idris Muhammad(ds)
1971年2月8日録音

Side A
Fire Eater
Free At Last

Side B
*The Hooker
*Mister S

vinyl details
PRESTIGE (PRT-10014)・STEREO・GREEN