レコードを買い続けてしまう人のブログ。
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SUN RA ARKESTRA|LIVE AT PIT-INN


本日は「ピクチャーディスク」について。「ピクチャーディスク」ってのは、盤面にアーティストの写真やイラストなどがプリントされた「プレミアム仕様のレコード」のこと。「初回限定!ピクチャーディスク仕様!」って感じで現在でも一部のマニア向けに少量ながら生産され続けています。もちろん、通常のレコードと同様に再生もできます。

個人的には「ピクチャーディスク」にムラムラすることはありません。むしろ「何だか音が悪そう」「保管が面倒そう」「回ってるとこ見てると目がチカチカしそう」などといったマイナス要素が浮かんでしまいます。根本的に「飾って楽しむ」類いの発明品だと認識しています。

誰が考えたんですかね。ピクチャーディスク。登場したのは70年代後半〜80年代初頭でしょうか。発明したのはアメリカ人かな?と推測しています。好き嫌いは別として、遊び心満点の「ナイスアイデア」だと思います。

さて、つい先ほど「ムラムラすることはありません」と書いておきながら、先日うっかりゲットしてしまいました。サン・ラ・アーケストラのDIW盤『ライブ・アット・ピットイン』。1998年の来日公演を収録した作品です。

既に通常盤(黒いフツーのレコードね)を所有していたのですが、中古レコード店でピクチャーディスクを見つけた瞬間に「ムフフゥ」と若干気持ち悪い笑みを浮かべ、気づくと、無意識状態でレジへと向かっていました。

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シリアルは「No.0282」。プレス枚数は1,000枚だ。

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いまにも音が聴こえてきそうな盤面。初めて針と落とす瞬間、妙にドキドキしてしまった。

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こちらは通常盤。発売のタイミングで「ピクチャー/通常」の二種類が店頭に並んだのだろう。どちらかなんて選べない。うっかり両方とも買ってしまいそうだ。

さて、収録内容は全く同じなのですが「音質」に違いはあるのでしょうか。二枚を手に取った感触は明らかに違います。せっかくなので聴き比べと合わせて、二種類を比較してみようと思います。


『ピクチャーディスク(DIWP-2)』
【音質/再生した印象】材質に起因すると思われるバックグラウンド・ノイズが全体的に発生した。注意深く聴かなければ分からない程度なのだが、静かな演奏では多少気になる。『通常盤(DIW-8024)』と比べるとややハイ上がりな音質。シンセの高音/トランペットのハイノートが耳に突き刺さる印象。全体としてはダイナミックレンジが広く「ライブの臨場感」が心地よく伝わる。
【感触】弾力性の弱い、やや固めの材質。落としたらバキッと割れそう。
【スタンパー】DIWP-2A/DIWP-2B
【重量】131g
【定価】¥3,000


『通常盤(DIW-8024)』
【音質/再生した印象】全体的にすっきりとした見通しの良い音質。躍動感も充分。『ピクチャーディスク(DIWP-2)』と比べると音場の広がりを感じる。各楽器の存在感がはっきりとしており、特にドラム/パーカッションの打音系が心地よく響く。しかしながら、エコー感が少ない分「ライブの臨場感」は僅かに劣る印象も受けた。
【感触】弾力性のある、柔らかい材質。普通の国内盤と同質。
【スタンパー】DIW-8024A/DIW-8024B
【重量】123g
【定価】¥2,500


う〜ん、一長一短という感じでしょうか。『ピクチャーディスク(DIWP-2)』もバックグラウンド・ノイズを除けば、全然悪くなかったです。目がチカチカしましたが(笑)。『通常盤(DIW-8024)』は全く問題のない「良い音質」でした。

【まとめ】
「ライブの臨場感を楽しみたいならピクチャーで。バックグラウンド・ノイズあるけどね。安心して楽しみたいなら通常盤。目にも優しいから(笑)」

という感じで「ピクチャーディスク」をじっくりと触ったり、聴いたり、眺めたりしていたら、何だか愛着が湧いてきてしまいました。かといって、血眼でありとあらゆる「ピクチャーディスク」を収集することはないとは思いますが(笑)、気になったアイテムは引き続きゲットしてみてもいいかな。では、また次回。


SUN RA ARKESTRA|LIVE AT PIT-INN (allmusicで試聴できます)

Sun Ra(p, syn, vo) Michael Ray(tp, vo) Ahmed Abdullah(tp) Tyrone Hill(tb) Marshall Allen(as) John Gilmore(ts, timbales) Danny Thompson(bs) Leroy Taylor(cl, bcl) June Tyson(vln, vo) Bruce Edwards(eg) Rollo Radford(eb) Eric Walker, Earl "Buster" Smith(ds)
1988年8月8日録音 Live at Pit-Inn, Shinjuku, Tokyo

Side A
Introduction - Cosmo Approach Prelude
Angel Race - I'll Wait for You
Can You Take It?
If You Came from Nowhere Here

Side B
Astro Black
Prelude to a Kiss
Why Was I Born?
Interstellar Lo Ways

vinyl details (ピクチャーディスク)
DIW (DIWP-2)・STEREO・PICTURE VYNYL・ONLY 1,000 COPY

vinyl details (通常盤)
DIW (DIW-8024)・STEREO
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こんなに面白く、興味ぶかいBlogはめったにありません。もっとサン・ラ道をお説き願います。
Y | 2014/02/25 16:39
〉Yさま

こんにちは。コメントありがとうございます。実はこのブログのことをすっかり忘れていました。Yさまからコメントをいただかなければ、少なくともあと10年は忘れていたはずでございます。

かれこれ三年以上僕の記憶から消し去られていた当ブログですが、Yさまから「面白く」「興味深い」「めったにありません」というありがたいお言葉三連発をいただきまして、いっちょ久しぶりに書いてみようかしら!なんて思っております。

サン・ラはレコード二箱分ほど所有しております。ちょっぴり珍しい?レコードも中にはあるかと思いますので、更新の際には是非チラ見していただけたら幸いでございます。ではでは。
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