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PHAROAH SANDERS|LIVE


ファラオ・サンダースの来日公演に行って来た。ビルボード東京における最終日の2ndセットに足を運ぶと、会場には既に多くのファンが駆けつけていた。残念ながら入場時の整理番号は30番台。座席にはあまり期待しなかったのだが、幸運にもステージまでとても近く、そして程よい角度で全体を見渡すことができる好座席を確保することができた。さて、主役はもとより、今回の来日メンバーにも期待を寄せていた。ピアノは1980年代以降の主要メンバーとして活躍する名手ウィリアム・ヘンダーソン。ベースはボビー・ハッチャーソンのBLUE NOTE盤『WAITING』にも参加していたジェームス・リーリ。そして、ドラムはINDIA NAVIGATION盤『PHAROAH』で活躍したグレッグ・バンディだ。

開演のアナウンスと共に、盛大な拍手と期待のこもった歓声が沸き起こる。ついにファラオ・サンダースと彼の仲間達がステージに登場した。オープニング・ナンバーはソニー・ロリンズの代表曲「PAUL'S PAL」。リラックスした穏やかな4ビートが会場を心地良く揺らす。二曲目はジョン・コルトレーンの名曲「LAZY BIRD」。ファラオ・サンダースはミディアム・テンポに乗って貫禄のあるアドリブをじっくりと聴かせてくれる。各メンバーの魅力的なソロにも会場から自然と拍手が湧き起こった。続けてスタンダード「BODY AND SOUL」へ。目の前で素晴らしい演奏が次から次へと生み出されていく。これぞライヴの醍醐味だ。

ジャズの本流を汲んだ贅沢な演奏で観客を気持ち良く魅了してくれた前半から一転、後半に差しかかるや空気を引き裂くようなフラジオを交えたファラオ・サンダースの咆哮が唸りをあげた。厳粛な雰囲気が会場全体を包み込む。その直後、まるで闇夜にそっと差し込む月光の如く「THE CREATOR HAS A MASTER PLAN」が静かに始まったのだ。そして…。開演からラストを飾った「HIGH LIFE」まで充実した公演内容だった。大満足。早くも次回の来日が待ち遠しい。何年後になるだろう。THERESA盤『LIVE』を聴きながらその日を楽しみに待とうと思う。ビルボード東京で見せてくれた勇ましい姿を思い浮かべながら。


"You've Got To Have Freedom"
http://www.youtube.com/watch?v=19xgDVri_SQ

PHAROAH SANDERS|LIVE
SIDE A recorded at The Maiden Voyage,
Los Angeles from April 16-19 1981.
SIDE B recorded at the Kuumbwa Jazz Center,
Santa Cruz on April 20 1981.

Pharoah Sanders(ts)
John Hicks(p)
Walter Booker(b)
Idris Muhammad(ds)

SIDE A
You've Got To Have Freedom
Easy To Remember

SIDE B
Blues For Santa Cruz
Pharomba

VINYL DETAILS
THERESA(TR116)・US・STEREO
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