レコードを買い続けてしまう人のブログ。
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WAX POETICS JAPAN 02 DEC/JAN 2008
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本棚から『Wax Poetics Japan』のバックナンバーを引っ張り出してみた。2008年の暮れに発売された創刊第二号には「THE ULTIMATE TWENTIETH CENTURY SPACE ODYSSEY:20世紀究極の宇宙の旅」と題されたサン・ラーの特集が、全20ページにも渡って掲載されている。読み応えのある長編記事、貴重なフォトグラフ、140枚を超えるLPジャケット群。さすがワックス・ポエティクス誌ならではの密度の濃い充実した内容。ページをめくる度にニヤリ。

土星からこの星やってきたと公言し、奇妙な衣装を身にまとい、アーケストラと名付けた宗教団体とも呼べそうな不気味なバンドを引き連れ、彼らと共同生活を営み、すべての常識を覆すような独創的な世界を描き続けた大音楽家サン・ラー。彼は1993年にこの惑星を去った。あまりにも膨大な音源と、理解不能な多くの謎と、意味深い名言や、意味不明な迷言を地球に残したまま。果たして、サン・ラーとは一体何者だったのか。その答えはどこにあるのだろう。

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Sun Ra in Boston checking out his keyboard before the shaw.

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Sun Ra December 23, 1978, backstage at the Modern Theater in Boston, MA.

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Sun Ra in Boston, June 1980, probably at the Modern Theater.

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Sun Ra at Sweet Basil during the mid-'80s.


Sun Ra at Roger Williams Park in Rhode Island, Sunday August 11, 1985.

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Here you can see an incredible vinyl collection.

「現代に至っては、ありとあらゆる音をもって人々に届けなくてはならない。音そのものこそが必要とされているんだ。音の肉体、音の意識、それが必要なんだ。音楽家と呼ばれる人は大勢いるが、彼らは音を持っていない。音を持たない歌手も大勢いる。きっちりとリズムに合わせて歌ってみたところで、それはジャズではないんだ」 -Sun Ra, 1980

「人が聴くに耐えないであろうと思うようなものを選んでレコードに収録するんだ。20年後か30年後か、それが聞こえてくるまでに暫く時間がかかるような内容のものをね」 -Alton Abraham

「私をミスター・ラと呼ぶ人もいれば、ミスター・レと呼ぶ人もいる。あなた達は私をミスター・ミステリーと呼んだらいい」 -Sun Ra, 多くのコンサートにて。


WAX POETICS JAPAN 02 DEC/JAN 2008
Also includes: Sun Ra, Slick Rick, Grant Green, Patrick Adams…
http://www.waxpoetics.jp/
単行本: 128ページ
発行:GruntStyle Co.,Ltd.
発売:サンクチュアリ出版
寸法: 252x176(mm)
定価:1,200円(税込)